|
(1892-1973)本名はJohn Ronald Reuel Tolkien。南アフリカ、ブルームフォンティン生まれ。父親はサクソン系イングランド出身の銀行員だったが、幼い頃すでにその父が他界したため、母と共に帰英してオーリックシャのセールホール村で育てられた。古英語および中世英語を専門とする言語学者。オクスフォード大学で教鞭をとる傍ら、多くのファンタジー作品を手がけた。当時、白紙で出された答案用紙に彼が書き付けた「地中の穴に一人のホビットが棲んでいました」の一文から始まったと言われる一連の物語(「ホビットの冒険(1937)」「シルマリルの物語(シルマリルリオン/1977)」「指輪物語(指輪の王)」のシリーズ)は絶大な人気を得、その後も多くの英文学の専門家らの研究対象とされている。トールキンはそれらの物語の中で、ドワーフやエルフ、ゴブリン、トロール、ドラゴン、魔法使いなどの超自然的な生き物を蘇らせ、「中つ国」に棲むホビット族という種族を創造することで、壮大な妖精王国を完成させている。他に「サー・ガウェインと緑の騎士」「星をのんだかじや」「道はつづくよ、どこまでも」「サンタクロースからの手紙」「ブリスさん」「ニグルの木の葉」「妖精物語について(1947)」など。
代表作「指輪物語」は、アニメ作品としてすでに映画化(「J.R.R.Tolkien's
The Load Of The Rings 指輪物語」1979/ラルフ・バクシ監督)されているが、新たに実写版(ピーター・ジャクソン監督)での映画化が決まり、1999年10月には撮影が開始した。
関連書籍
「星をのんだかじや」J・R・Rトールキン著/猪熊葉子訳/てのり文庫(評論社新書判)
「農夫ジャイルズの冒険」J・R・Rトールキン著/吉田新一訳/てのり文庫(評論社新書判)
「J・R・R・トールキン或伝記」ハンフリー・カーペンター著/菅原啓州訳/評論社
「ファンタジーの世界」J・R・Rトールキン著/猪熊葉子訳/福音館書店
|